――なるほど。散々、悩みたいと思います。J: そして、今回のポイントと思う惑星の配置が、金星が海王星とハードな角度
※1を取り、一方で逆行中の水星が海王星とソフトな角度
※2を改めて取るところです。
※1スクエア・・・90度の角度を取る惑星の配置のこと。※2トライン・・・120度の角度を取る惑星の配置のこと。――どんなことがあるのでしょうか。J: 単純に水星の逆行は、「判断を鈍らせる、物事を遅らせる」などの意味があると思いますが、改めて想像力を表す海王星とソフトな角度を取ることから、
「遅れたり、鈍ったりするタイミング」にも何かしらの意味を感じます。
心残りを呼び覚ましたり、情のつながりの強さを再認識したり。
――そう言われると、物事がスムーズに進まない時こそ、大切なことを思い出したり気づくことがあります。J: また、一方の金星はこの時期、想像力を表す海王星とハードな角度を取ります。
なので、いろいろ手を広げても、中途半端な結果に終わる。
または、いつもこれをやれば気持ちが上がるはずなのに、今回はそうなれない、ということもあるような気がします。
残り約1か月で、射手座にあった木星も次の山羊座に移ります。
従ってここまでの1年間、つまり射手座木星時代の総括の時期に入ってきているとも取れます。
※3※3・・・木星は2018年の11月9日に射手座へ移った。――約1年続いた木星射手座時代も残りあと少し。次のステージへ向かうのですね。J: なので、最近まで夢中だったことや、楽しかったことが徐々に色褪せて見え始めるのも、木星の視点から見ると必然と言えます。
つまり、金星がいまいち楽しみきれなくなったのも、別に飽きたという訳でもなく、射手座から木星が去りかけて時代が変わろうとしている時だから、といえます。
――これまで楽しめていたことが、最近は楽しめなくなっている……。思い当たることがありそうです。J: 11月も21日には水星が順行し
※4、27日に海王星も順行して、このあたりから流れも正常になってくると思います。
つまり、この先どう舵を切れば良いのかが見えてくるというわけです。
答えを出すのはそれからでどうでしょうか?
それまでの間、自分の中のこだわりや思い入れ、もしくは呼び覚まされた心残り(蠍座水星の逆行)と、結果はどうであれ、可能性は可能性として試さなければ気が済まないこと(射手座の金星)に揺れながら、
自分が本当にやりたいことや、心に響いてくることって何?と、自分の奥底の気持ちに気づけたら良いのではないかと思います。
※3順行・・・地球の公転と同じ方向に惑星が動くこと。――迷いながら12月へと向かうのですね。J: ですね。木星が山羊座入りする12月には、もうそんなことをしている暇や猶予がなくなる気がします。
こんなふうに揺れる期間も、これが最後になる気がします。
なので、心ゆくまで揺れて、気の済むまで迷って、きっと振り返った時それも思い出になるはずですから。