質問9「きものを着ていて良かったー!」と思った場面はありますか?答え:もう、しょっちゅうです(笑)!「レストランや電車などを始め、いろいろな場面でとっても大事にしてもらっているなぁと感じますし、取材先でも喜んでいただけるので私自身も嬉しい気持ちになります。
あと忘れられないのが、友人の結婚式のとき(質問1の結婚式)の周りの方々の反応!このとき着ていったきものは結構派手で、実は母が布団の皮にしようかしら?と言っていたくらいなのですが、結婚式の華やかな場面にフィットしたようで、色々な方から誉めていただけたのはとても良い思い出です」
再びきものに目覚めるきっかけとなった、お母さま譲りの黒地に色とりどりの菊文様の小紋。20代半ばで友人の結婚式で着た時から、今でも大活躍の一枚だそう。写真は2017年のきものSalon読者イベントで開催された茶会にて。質問10きもの初心者にひと言お願いします!答え:習うより慣れろ!です(笑)「失敗したって大丈夫!たくさん着てみてください」
着続けることでわかってくることがたくさんあるそう。A子、もっと着ます!ということで、両角明美さんの10問10答はいかがでしたでしょうか? ポジティブなオーラに満ちた“きもの道”を歩まれている両角さんのお話は、取材させていただく側もわくわくするような楽しいものでした!
そして、気づかれた方はいらっしゃいますでしょうか? 実は質問10の「きもの初心者へのひと言」の答えが、
前回の古谷編集長とほぼ同じ回答なのです!
やっぱり、頭でぐるぐると考えるよりも、とにかく着てみることが“きもの道”を進む上で大切なポイントなのかもしれませんね。「とにかく着てみる」、当分私のスローガンになりそうです!
新人きものライターE子&A子の 「イチから始めるきもの道」
構成・文/笹本絵里 中島敦子 ※この連載で取り上げて欲しい、皆さんの「いまさら聞けない」きものの基本&疑問をぜひ お聞かせください! 件名「イチから始めるきもの道」と明記し、メールにてお寄せください。 E-mail:k-salon@sekaibunka.co.jp