暦の上では立冬。冬野菜といえばやはり大根ですが、そのみずみずしさと食感をシンプルに生かした、中華料理の和えものレシピをお届けしましょう。
今回はふつうの青首大根と紅芯大根を両方用います。紅芯大根は、皮は黄緑がかった白色ですが、中は美しい紅色。青首よりもみずみずしくて甘みがあるので、中国では冬の大切な水分補給源としてフルーツ代わりにいただくそう。細切りにしたものに熱々のねぎ油をジャッとかけて混ぜ、軽く火を入れることで、いっそうシャキッとした歯ごたえにしつつ、みずみずしさを保ちます。
ただし時間をおくと大根からどんどん水分が出てしまうので、食べる直前に和えることがポイント。赤と白のコントラストが美しい箸休めです。『「Wakiya一笑美茶樓」脇屋友詞のおいしい理由。 中華のきほん、完全レシピ』より。
【材料 2人分】
・大根 150g
・紅芯大根 50g
・塩 適量
・
ねぎ油 大さじ2