【作り方】
1:大根は皮をむき、まず薄切りにする。中華包丁なら刃の幅が広いので、横から包丁を入れて薄切りにするが、一般の包丁なら縦に薄切りに。
2:1を少し重ねながら並べ、端からマッチ棒よりやや細く切る。
3:紅芯大根も皮をむき、1~2の大根と同様にして、同じ細さに切る。
4:耐熱性のボウルに2と3を入れ、塩小さじ1/2強をふって手で軽くもむ。
5:もみ続けると、大根から水分が少し出て、くたっとしてくる。そのまま2~3分おく。
6:5で出てきた水分は絞らず、そのまま残しておく。小さなフライパンにねぎ油を入れて火にかけ、いい香りが出るまで熱し、すぐに5に回しかける。ねぎ油はかけた瞬間ジュッと音がするぐらいに熱する。
7:全体に混ぜて油をなじませる。味をみて塩でととのえ、器に盛る。酸っぱいのがお好きなら酢を、ツンとした辛さがお好きならマスタードをプラスしても。
『「Wakiya一笑美茶樓」脇屋友詞のおいしい理由。中華のきほん、完全レシピ』では、人気の脇屋シェフが春巻き、ピータン豆腐 トーストのせ、バンバンジー、チンジャオロースー、ホイコーロー、麻婆豆腐等々、中華料理の定番45品を徹底解説。プロセスを細かく写真で追っているので分かりやすく、また中華鍋不要、火加減もほとんどが中火なので、作りやすさも抜群です。
脇屋友詞(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/日置武晴