大ブームが続くタピオカですが、11月9日は「タピオカの日」だそうです。定番のタピオカミルクティーはあらためてご紹介するまでもないので、今日は南インドで愛される「パイヤッサム」のレシピを。タピオカとレーズンの黒糖ココナッツミルク煮です。
タピオカやココナッツを使う南インドのデザートは、黒砂糖とドライフルーツでコク深い味わい。レーズンとカシューナッツを炒める際に加えた、ショウガ科の香辛料・カルダモンもポイントです。
またバターの代わりにギー(インドのバターオイル)を使うのもオススメです。よりコク深く、香りもよくなりますよ。最近ではスーパーフードとしても注目されていますので、お試しください。『「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理』より。
【材料 4人分】
・タピオカ 60g
・バター 30g
・A [ココナッツミルク 400cc/牛乳 200cc/黒砂糖(粉末) 大さじ6]
・B [レーズン、カシューナッツ 各30g]
・塩 ひとつまみ
・ホールスパイス [カルダモン 5粒]
【作り方】
1:タピオカを表示の通りにゆで、冷水にさらす。
2:鍋にバターを熱し、B、ホールスパイスを入れて炒める。レーズンがぷっくりしてきたらA、塩を加えて強火にし、混ぜながら沸騰させる。
3:弱火にして10分煮込む。1の水をよくきって加え、混ぜ合わせる。
『「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理』は、銀座の老舗インド料理店が教える、“いちばん親切な”インド料理書の決定版。みんなが作りたい「スパイスカレー」と「おかず」。味づくりの基本ルールが、この1冊できちんと分かります。北インド料理、南インド料理に分類、違いも楽しめます。
ナイル善己(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/髙橋栄一