【作り方】
1:しいたけを持ち、ペティナイフの刃先を軸のつけ根に当てる。しいたけをぐるぐると回して軸を取り除く。この方法ならひだを傷つけず、軸のつけ根ぎりぎりのところで切れる。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/d2eba919e2138c77f9e14837116fe393ad55e7b2.jpg?w=250)
2:傘のひだを下にしてペーパータオルにのせ、上から包丁の腹でトントンと叩いてひだの中のゴミを落とす。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/427e0a45fa07a4bd04202d2c3b723a7ea2801fae.jpg?w=250)
3:下ごしらえしたしいたけ。揚げ油を火にかけ、180℃に温める。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/b68eb1218f970d0a30300e4f4b3bc298a4aebd10.jpg?w=250)
4:傘の両面に薄力粉をまぶし、傘の上から箸でトントンとはたいてひだの中の余分な粉を落とす。ひだの奥まで粉が入らないように。写真のように表面に薄くまぶす。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/858ec66bb1a8578ababde25837e452c99e65c3b2.jpg?w=250)
5:ひだを下にしたまま、ころもに沈めて引き上げ、そのまま180℃に温めた揚げ油に入れる。あまりさわらないようにして1分ほど揚げる。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/93302f36aa87757a0b7db6c2b2e27138132a3cff.jpg?w=250)
6:箸でポンとすくって裏に返す。30秒ほど揚げて、傘の表側のころもを固める。裏に返す時は、箸でつかまない。下からすくい上げれば、ころもがはがれない。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/c7d963dbc1dd37500bcdb05306d832c6f77b530d.jpg?w=250)
7:ひだが下になった状態を長めにしながら、数回裏に返し、4~5分揚げる。ひだが下向きの時は、ひだの奥まで油が入らないが、上向きにするとくぼみに油がたまり、中心まで火が通りやすくなる。頻繁に返すことで均一に油を回す。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/092e418f4b5210e9fcdd3dc2ddee31a833808f66.jpg?w=250)
8:ころもから出る泡が少なくなり、はねる音が小さくなれば揚げ上がり。取り出して紙にのせ、油をきる。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/7503c60207bb8d60a6db4f609f197e4d5776f079.jpg?w=250)
9:目指す揚げ上がりはこんな感じ。切り分けると、切り口がみずみずしく潤い、閉じ込められていた香りが一気に開く。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/e9650c90cfca406f03543a4ccd26f7d8bfd91b1a.jpg?w=250)
「天ぷらが上手に揚げられない」という悩みに答えるレシピ本。教えるのは、銀座の名店「てんぷら近藤」主人。使うのは、ご家庭のフライパン。使う揚げ油は、高さ3cm分。これで、絶品の天ぷらが作れます。この本では、野菜や魚介、かき揚げ36種類の天ぷらの作り方を、”動画のように”細かくプロセス写真で追って解説するので、どなたにも分かりやすく、作りやすさバツグン! 天丼や天茶など、天ぷらを使ったアレンジメニューもご紹介します。
![『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)](https://images.www.kateigaho.com/media/article/62993/images/editor/8855c68ea18071ef73de93c76d38b14f5a57951c.jpg?w=520)
近藤文夫(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/日置武晴