●これ見にいらしてください●お正月にぴったりの繭玉に柳の付け下げ、花唐花更紗の付け下げ、芝崎重一さんの藍のきものと柳崇さんの帯、森田和子さんの型染めと稲垣稔次郎の帯。もちろん悉皆(しっかい)も得意なので、手持ちのきもののメンテナンスの相談をしに、気軽に暖簾をくぐることができます。近所にこんなに頼もしい店がある世田谷マダムが、羨ましく感じてしまうのでした。
昨年改装して新しくなった店舗はところどころに旧店舗の部材を生かした心地よい空間。店主夫婦と勤続47年の長年店を支える入沢さん(左)。 『きものSalon 2017-18秋冬号』 掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。