花を遠方へ贈るときに知っておくと役立つ、オーダーの仕方

1月27日の贈り花

東京から広島へ、カラフルな春色のバースデーブーケを贈る

東京で暮らす方から広島のお友達に、誕生日の贈り花のオーダーをいただきました。

贈り花をオーダーするときは、自分が暮らす近くの花屋さんに出向く場合が多いと思いますが、送り先に近い花屋さんに頼めば、輸送にかかる時間も少なく、花の鮮度が保てます。


最近はSNSで全国の花屋さんを手軽に探すこともできるので、これは理にかなったオーダーの仕方だと思います。

色とりどりで華やかなブーケを、というご希望だったので、黄色、オレンジ、濃淡ピンクに紫の花色を選んでみました。春の花は色のバリエーションが多いので、花色選びに苦労することなくカラフルなブーケを作っていると、うきうきした気分になってきます。

花びらの先端が少しとがったレモンイエローの花は八重咲きのスイセンです。ちょうど今頃からスイセンの品種も豊富に出回り始め、さまざまな花形が使えます。

ヒヤシンスの黒に近い紫、黄色のパンジーの濃い紫は、多色づかいのブーケの印象が散漫にならないように、引き締め役として加えました。

多色づかいの場合は、引き締め役にダークな色を加えたり、また葉ものなどで全体の印象をまとまりよくするように気をつけています。

【使用花材】
スイセン ディックウィルデン
ラナンキュラス
アネモネ モナリザ
パンジー
ヒヤシンス ウッドストック
ブルーレースフラワー
ローズゼラニウム

贈り花のヒント
贈り花で、最初に決めたいのがスタイルです。花を束ねたブーケにするか、バスケットなどにフローラルフォームを詰めて花を挿すアレンジにするか。ブーケは手渡す際に素敵なシーンになりやすく、アレンジはそのまま飾れるなど、それぞれに利点があります。

遠方に送る場合は、花が崩れにくく、吸水も可能なアレンジをおすすめすることにしています。今回は送り先が近かったので、ナチュラルな雰囲気を演出できるブーケにしました。

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