最後に学ぶのは美しい歩き方 池澤： では、歩いてみましょう。基本姿勢は、さっきやった立ち方と同じです。そこから左右の足を順に踏み出していくんですが、胸から前に出るのではなく、腰から出るようにします。
加藤： そうか。胸からじゃなく、腰からか。こんな感じですか？ 結構、大股で歩くイメージですね。
池澤： はい。歩幅が狭いと体重が後ろにかかってお尻が下がるので、歩幅は広めにとります。腕は肘を軽く曲げ、肩甲骨から動かすイメージで。横から見たときに、頭を頂点とした二等辺三角形になっているようにします。
重心移動がポイント 池澤： 顔はまっすぐ前に向けて、足はかかとから着き、母指球(親指の付け根)でしっかり地面を押して体を前に出します。着地したときに、膝が曲がっていないことがポイントです。
加藤： なるほど、母指球でぐっと地面を押すのか。この姿勢で歩くだけで、普段からエクササイズになりそう。やっぱり正しい方法を知ることは大事ですね。僕自身、これまで共演したダンサーさんたちに教わったストレッチや筋トレを自分なりにやっていたんですが、今回よくないところを客観的に矯正してもらえて本当によかったです。硬くなっている右の肩甲骨周りのストレッチや鍛え方も習ったので、普段の生活にどんどん取り入れていこうと思います。
加藤さんも驚きの連続 池澤： 今回は生活の中で自分でもすぐにできることをざっとやってきましたけれども、食生活を改善しつつ3週間集中的にトレーニングすれば、確実に体は変わります。まず体を変えて、その体をキープするためのトレーニングを生活に取り入れるというのが、うちが提唱しているやり方なんですよ。
加藤： それが一番効率的なんでしょうね。入会しちゃおうかな(笑)。池澤先生、トータル・ワークアウトの皆さん、本当にありがとうございました！
「体への意識は高いほうだと思う」と話していた加藤さんにとっても、目からウロコなことが多々あった第3弾「体づくり編」、いかがでしたでしょうか？ 食事の摂り方も含めて、普段の生活に取り入れられることばかりです。しなやかでアクティブな体への第1歩として、ぜひお試しください！
下のフォトギャラリーで、正しい立ち方、座り方、歩き方の
詳しい解説をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
加藤和樹／Kazuki Kato 歌手、俳優、声優
1984年、愛知県出身。2005年のミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年にミニアルバム『Rough Diamond』でCDデビュー。2009年には韓国、台湾、中国でもＣＤデビューを果たす。音楽活動の一方、俳優としてもドラマ、映画、舞台で活躍。さまざまなミュージカルに出演し、アニメの声優などでも活躍している。城田 優さんとＷキャストで主演を務めるミュージカル『ファントム』が、2019年11月9日～12月1日に東京・TBS赤坂ACTシアター、12月7日～16日に大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演される。
2019年11月20日に配信シングルとして、新曲「Hello」をリリース！ 秀逸なメロディに加藤さん自身による作詞がリンクしたエネルギー溢れる1曲。ジャケットは3タイプあり。
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また、たった一人でステージに立つ全国ツアー「Kazuki Kato Road Tour 2020 ～Thank you for coming! 2～」とTHE DRASTICSと廻る東阪バンドバージョン「Kazuki Kato Live GIG 2020～タイトル未定～」も開催決定！ 2020年6月20日(土)千葉県・柏 PALOOZAを皮きりにスタートし、過去最多となる全国24ヶ所、25公演を予定。
公式HP／
http://www.katokazuki.com 池澤 智さん(いけざわ・とも) トータル・ワークアウトプレミアムマネジメント株式会社 代表取締役社長、パーソナル・トレーナー。大阪府出身。日本におけるパーソナル・トレーナーの先駆けとなったケビン山崎に師事し、2001年の東京1号店設立よりトータル・ワークアウトに参加。米国で学んだ理論に基づくトレーニングメソッドや、美しい体づくりのための食事メニューを考案。従来の著名人やセレブのほか、2012年からはミス・ユニバース・ジャパンオフィシャルトレーナーにも抜擢され、ファイナリストたちのボディメイクを手がけている。主な著書は『なりたいカラダになる食材のルール』（実業之日本社）、『代謝を上げると仕事が進む』（日本経済新聞出版社）、『ミス・ユニバース・ジャパンが実践 食べる2週間FITNESS』（徳間書店）など。 トータル・ワークアウト
https://www.totalworkout.jp 
