今年は、『翔んで埼玉』、『人間失格 太宰治と3人の女たち』、『生理ちゃん』が公開。二階堂ふみさんが演じる役の幅広さがうかがえる。こういう作品が世の中に出るようになったのは、すごくいいこと
2017年にWEBメディア「オモコロ」で連載がスタートしたコミック『生理ちゃん』。キャラクター化された“生理ちゃん”が巨大な注射器で血液を採ったり、お腹にパンチしたり。貧血、腹痛、イライラ、だるさ……。そんなつらさをコミカルに表現しつつ、困った存在としてだけでなく、気づけばそっと寄り添ってくれているものとして描いた同作は、多くの女性たちから共感を集め、ついに? まさかの!? 実写映画化! 生理ちゃんに振り回されながらも、仕事に恋愛に一生懸命な主人公の青子を二階堂ふみさんが演じます。
原作を読んで、「女性として生まれて、女性として生きているからこそ体験することとか経験としてあることなんですけど、女性同士でもなかなか理解しがたいことがあったり、話しづらい風潮だったりがあったと思うんです。こういうものが世の中に出るようになったのは、すごくいいことだなと思っています」という二階堂さん。そして、「そういう作品に参加させていただくことは、意義のあることだなと思ったので、出演させていただきたいなと思いました」。