その歩き方、自信を持てますか?
筋力の衰え、骨盤のずれなどで、身のこなしが寂しげになったり、逆に勇ましくなりがちな『家庭画報』世代。特に顕著に表れるのが、歩き方です。街へ出ても、美しく歩けている女性が、意外に少ないことに驚かれるかもしれません。
けれど「日々の意識をほんの少し変えるだけで、驚くほどに美しく、エレガントな身のこなしを身につけることができるんですよ」と教えてくれるのはモデルの藤原弘子さん。
30年以上にわたって『家庭画報』をはじめとした雑誌のファッションページを飾り続け、年齢ごとの魅力や美しさを、常に第一線で発信していらっしゃいます。
その藤原弘子さんが、50代からの身のこなしを教えてらっしゃる講座があると聞いて、お邪魔したのは「セブンアカデミー」。家庭画報を発行する世界文化社のカルチャーサロンです。
「セブンアカデミーでは、かれこれ2年近く、エレガントな歩き方を中心にした身のこなしをお伝えしています。3ヶ月スパンで定期的に開催しているおかげか、有難いことにリピーターの方も多いです。皆さまの歩き方が目に見えて美しくなってくるのを、毎回肌で感じますね」
いざレッスン!優しい指導で前向きに
日の光がさんさんと入るレッスンルームで、まずは座ったままのウォーミングアップを教わります。マイクを使わない、肉声が届く距離での指導に親近感を覚えます。いつでも質問ができる、やわらかなクラスの空気に、身体も心もウォーミングアップしていきます。
ほどよく温まったら、いよいよ立ち上がってのウォーキング指導。この時もいきなり「靴を履いて本番」ではなく、まずは裸足の状態で身体の使い方を徹底的に教わります。
手の振り方、重心の移し方、つま先とかかとの着地のタイミングなどをみっちり教えてもらいながら、鏡張りの壁も活用して、「エレガントに歩く感覚」を繰り返し身体に覚えこませていきます。最大20名の少人数クラスなので、生徒さん一人一人の「骨盤の動かし方」にまで、藤原先生の指導が行き渡ります。