EDITOR’S REPORT 街に溢れるさまざまな情報の中から、家庭画報編集部員が読者の皆さまに役立つ情報を厳選してご紹介します。新しくオープンした店や、アイディアが光る新商品、地方発の注目情報など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報がきっと見つかります。
記事一覧はこちら>> 「TOCHI」(横140×縦200センチ各32万円。他に2サイズあり)シルクのような木肌、漣のような複雑な模様。
日本が誇る銘木の中でも人気樹種である橡(トチノキ)の木目に着目したのは、デザイナーの小林幹也氏。自然の造形美を表現した「TOCHI」という名の絨毯が誕生しました。
繊細な表情と色づかいは、糸づくりから染め、織りに至るまで、職人の手で一貫生産する「山形緞通」の確かな技術の結晶です。
写真はブラックとレッド思わず手で触れたくなるような豊かな風合いは、強く撚りを掛けたセミフリーズ糸によって生まれ、1枚に13色もの糸を使うことで、現代生活に合う落ち着いた表情に仕上がりました。
光が差し込むと、足もとから自然の揺らめきが立ち上るような、そんな清新さを湛えた絨毯が、日々の暮らしに心地よさを呼び込んでくれます。
表示価格はすべて税抜きです。
『家庭画報』2019年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。