【作り方】
1:鶏だしを作る。材料がちょうどかぶる量より、さらに2割ほど多めの水を入れて、1時間から1時間半煮込む。水分量が最初から3割くらい減った状態で完成。
2:玉ねぎは繊維に沿って1cm幅にスライスする。じゃがいもは皮付きのまま、1cm幅の拍子木切りにする。タイムはたこ糸で縛ってまとめておく。
3:骨付き鶏もも肉は関節のところから切り、塩11g(肉の重さの1.2%)と胡椒を振る。
4:鍋にサラダ油を入れて中火にかけ、十分に熱くなったら鶏肉を皮目を下にして並べる。多少、重なっても構わない。動かさずにしばらく焼き、皮目にしっかりと焼き色がついたら肉を裏返す(写真a)。
5:4の鍋に玉ねぎ、じゃがいも、にんにく、タイムを入れ、ざっくりと合わせて脂がなじんだら、白ワインと白ワインヴィネガーを注ぎ(写真上)、ホールトマトを手でつぶし入れる(写真下)。ざっとなじませてから鶏だしを入れ、蓋をして弱火で1時間煮込む。味をみて、塩で調える。
肉を焼かせたら日本一! 人気シェフ・和知 徹さんのストウブを使ったレシピ集。ストウブで調理するとどこに差がつくのか、それをやさしく解き明かす調理入門編から、和知シェフならではのフレンチ&各国ビストロ料理を収録。
和知 徹(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/合田昌弘