ピエール=オーギュスト・ルノワール《シュザンヌ・アダン嬢の肖像》 1887年 パステル、紙 吉野石膏コレクション石膏建材メーカーである吉野石膏は、「安全で快適な暮らし」という企業理念のもと、人々に精神的な豊かさをもたらす美術分野の支援にも力を入れている。とりわけ先代の社長、須藤永一郎は、モネやルノワール、ピサロなどの西洋絵画を収集し、その作品の多くは山形美術館に寄託されている。
今回は、そうした世界に誇るコレクションを一堂にて見られる貴重な機会だ。
セザンヌやドガら印象派からシャガールらエコール・ド・パリまで、選りすぐりの作品72点を近代美術史の流れに沿って楽しめる。
『印象派からその先へ —世界に誇る吉野石膏コレクション展』
三菱一号館美術館〜2020年1月20日まで
休館日:月曜、12月31日、2020年1月1日(12月30日、1月13日は開館)
入館料:一般1700円
ハローダイヤル:03(5777)8600
公式URL:
https://mimt.jp/ygc/ 表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2019年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。