数々のドラマや映画に出演する一方、ピアニスト・歌手・作曲家として音楽活動も展開。コンサートツアーなども行う松下奈緒さん。ヘッドハンターは責任重大で自分に甘さを出すとできない仕事
ヘッドハンティング。皆さんも一度は耳にしたことがある言葉でしょう。ただ、その実態を聞かれると、誰かが誰かに引き抜かれて別の会社に……と、ぼんやりとしかわからないという方も多いのでは。採用方法として一般的ともいわれるヘッドハンティングですが、実はヘッドハンティング会社が存在し、そこには駆け引き、裏切り、騙し合いが!? そんなヘッドハンティング業界を描く、雫井脩介さんによる『引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険』、『引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還』が『連続ドラマW 引き抜き屋 〜ヘッドハンターの流儀〜』として連続ドラマ化されます。
「ヘッドハンターって、仕事内容がなかなか表に出てこない職業じゃないですか?」と言うのは、主人公の鹿子小穂役を演じる松下奈緒さん。ヘッドハンティング会社の内情を本作で初めて知り、「現場でわかる範囲のことは理解したんですけど、人と人が向かい合わなければ成立しない仕事で、お互いの信頼関係だったり、その人のために、どれだけ合う仕事を紹介できるかが大切で、責任重大な仕事だなと思いました」と言います。そして、「自分に甘さを出してしまうとできない仕事」だとも思ったそうで、「自分が働いていく中で、非常に力をくれる役だなと思いました」。