本作を含め、2019年は4本の出演映画が公開されたほか、1月・4月クールにはドラマにも出演。人気と実力を兼ね備える濱田 岳さん。忠臣蔵の赤穂浪士を演じるうれしさとプレッシャー
冬の時代劇といえば? そう聞かれたら、『忠臣蔵』と答える方も多いのではないでしょうか。『忠臣蔵』は、幕府の重臣である吉良上野介を斬りつけたとして赤穂藩藩主・浅野内匠頭が切腹を命じられ、藩も取り潰しに。それを不服とする赤穂浪士47人が、吉良邸に討ち入って宿敵の首を取った赤穂事件をもとにした創作作品のことで、歌舞伎や人形浄瑠璃のほか、300以上もの映画・ドラマが制作されています。そして、2019年。また新たな『忠臣蔵』が。それが、映画『決算!忠臣蔵』。タイトルから見て取れるように、討ち入り予算がテーマです。
「大先輩方が積み上げていらした作品ですから、やっぱり忠臣蔵の赤穂浪士を演じるというのはうれしさもありますけど、プレッシャーもありました」と言うのは、四十七士の一人・大高源五役の濱田 岳さん。でも、「ストーリーを聞いてからでもいいですか?とか、そういうプロセスはなし」で出演を決めました。それは、本作のメガホンをとるのが中村義洋監督だったから。「声をかけていただいたからには、ちゃんとお応えするのが仁義だろっていうくらいの関係なので」と濱田さんは監督との関係を語ります。