夏の汚れがスッキリ！プロに習う「おうちクリーニング」Vol.1布帛編

【自宅でお洗濯】定番の白シャツ、白さをキープするコツは？

汗や皮脂による汚れが気になるこの季節、気付けば黄色く黄ばんでしまうのが白シャツです。 毎回クリーニングに出しても、なんとなく、少しずつ黄ばんでいっている気がする……。 「白シャツは自宅でサッパリ綺麗に洗いあげることができるのか？！」思い切って大貫さんに相談してみました。

洗ってみたシャツはこちら！




ファンデーションのつきやすい襟元を中心に、全体がうっすらと黄ばんでいる。クリーニングに出す際には気づかなかったシミも発見。 

【自宅でお洗濯】白シャツを洗う！

汚れの気になる箇所に洗剤を塗布

襟元の黄ばみが気になる部分(左)には「アクロン」を塗布し、キャップの底でトントンと叩いてなじませます。 シミには、「ブライトW」を適量塗布し、同様にキャップでなじませます。

お洒落着用洗剤と漂白剤につけ置く

たらいに洗濯1回分の「アクロン」と「ブライトW」を入れてよくかき混ぜ、衣類を手で押しながら液に沈ませます。 汚れの状態に応じて30分から2時間ほどつけ置きを。今回は、全体的に黄ばみが気になったため、しっかり2時間つけ置きました。



たらいに入れた水も一緒に洗濯槽に入れます。洗濯機は「弱水流コース」や「ドライコース」などの優しいコースを選んでください。

【洗濯のプロに聞く、自宅洗いのQ＆A】

Question. ドライクリーニングで落ちなかった黄ばみは自宅洗いで解消できますか？
Answer. 汚れの原因が汗や皮脂の場合は、水洗いの方がお勧めです。

洗濯表示を確認して、酸素系の漂白剤の使用が可能な場合は、お洒落着用洗剤と一緒に30分から2時間ほどつけ置きしてみましょう。 衣類によっては長時間のつけおきがNGの場合もありますので、必ず洗濯表示の内容を確認してください。