【自宅でお洗濯】麻のストールは畳み方と干し方がポイント
続いて、ざっくりとしたナチュラルな風合いが魅力の麻素材のストールの手洗いに挑戦。 「ストールを手洗いする場合のポイントは畳み方と干し方の2つがポイントです。麻に限らず、手洗い可能なカシミアやシルクのストールにも応用できるため、ぜひこの機会に覚えてください」と大貫さん。 (1)ファンデーションなどの汚れが気になる部分には、アクロンの原液を直接つけておきます。 (2)絡みやすいストールの両端部分が内側になるように、手櫛で房を整えてから写真の要領で畳みましょう。 フリンジが絡まないように、内側にするというのがポイントで、たとえば刺繍やビジュー装飾がある場合も、その面を内側にします。 また、汚れがついている場合は、その部分が外側になるように畳み、洗濯ネットに入れます。 (3)ニットを洗う場合と同じように、アクロンを使ってやさしく押し洗いして、柔軟剤で仕上げます。 (4)ハンガーに掛ける前に房を手櫛で整えます。ストールをハンガーの幅に収まるように縦に二つ折りしてから、2本のハンガーを使って写真のようにM字形に干します。重なりが少ないため早く乾くと同時に、布への負担が減るためヨレや伸びの心配がありません。 サマーニットやストールの洗濯ワザは、この先冬場でも活躍します。ぜひ、自宅でお試しください。 大貫和泉/Izumi Ohnuki
ライオン お洗濯マイスター
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