――今年の12月は、『ONE！』の東京・名古屋公演のほかに、大阪でのディナーショーやカウントダウン公演と、盛りだくさんですね。
「僕らの間では“令和元年12月はコンボイがいっぱい！”と言ってます。劇場公演“THE CONVOY SHOW”に、ホテルでのディナーショー“THE CONVOY Night”と、ファンクラブ向けのイベント“THE CONVOY PARTY”、音楽ライブの“THE CONVOY祭”という4種類の公演を、12月に全部ぶち込んだので。それぐらい今、自分たちがエネルギッシュに動き回ってムーブメントを起こしてもいいんじゃないかなという気がしていて。まあ、体力的には大変だけど、“こんなこと一生のうちに1度だけじゃないかな”って言うと、メンバーの目も爛々としてくるんですよ(笑)。“これが最初で最後だと思ったら、頑張れないかな？”“やります！”みたいな(笑)」
――素敵ですね。長い年月を共にしてきた仲間との深い絆と心意気を感じます。来年は子年です。どんな1年にしたいですか？
「ねずみだけに、あやかりたいですね。コンボイショウとは全然違う、『Nez Channel』という旅の話をたくさん組み込んだ単独公演もまたやりたいなと思ってます。まあ、贅沢ですよね。自分で台本を書いて演出はしていますけど、公演が打てるのもスタッフをはじめ、たくさんの方の支えがあってこそ。ここまでやって来られたことが素直にありがたいですし、やっぱり来年は、そういう方たちに、今村ねずみとして生きている姿をちゃんとお届けしないと失礼になるかなと感じます。まあ実は僕、戌年生まれなんですけどね(笑)。結果的に、自分らしい年になればいいなと思います」
――『ONE！』への意気込みをお願いします。
「秋にラグビーのワールドカップを見て、感動したんです。皆が信頼し合って、あんなに傷だらけになりながらも一つのボールに向かっていく姿や、相手をリスペクトしているところに。僕らもこの12月は、パフォーマーだけじゃなく、スタッフも含めて一つになって、いいものを届けたい。無性に今、そう思いますね。それがコンボイだと思うし、今回の『ONE！』にはすごくそういう思いがこもってます。去年とメンバーが変わったので、話を少し書き換えなきゃいけない部分もあるんですが、がっつりスクラムを組んで、みんなでトライを決めたい。メンバーそれぞれも、そう考えているんじゃないかな」
俳優としても活躍。また、アイスショー「プリンスアイスワールド」の構成・演出も手がけている。
