4.4つのエリアで楽しむ唯一無二の食体験
地産食材をふんだんに使った「真蛸の炭火焼き・野菜サラダ」1600円(KYOTO BISTRO)。ホテル内には、合計4つのダイニングとバーがあり、食を通じてもここだけの体験が楽しめます。
二寧坂に面した、ホームスタイルカフェ「KYOTO BISTRO」。二寧坂に面した「KYOTO BISTRO」は、地域の人たちとのつながりを大切にしたいという思いから生まれたビストロスタイルのカフェ。ホテルを通らずに二寧坂から直接入ることもでき、活気のあるオープンキッチンを配したカジュアルな空間です。
旬の地産食材を積極的に使った世界各国の料理を提供し、京都風フィッシュ&チップスやカレー、ビストロスタイルのうどんなど、メニューはどれもユニーク。器は京都・宇治に400年続く窯元「朝日焼」とのコラボレーションで生まれたオリジナルで、独特の色合いや質感が料理を引き立てています。
ソフトクリームと生クリームを添えた熱々の「アップルパイ」700円(KYOTO BISTRO)。ホテルのフロントの続きにある「ザ リビングルーム」はその名のとおり、わが家のようにくつろげるラウンジです。京大和が初めて手がける和朝食や、アフタヌーンティーなど、軽食やドリンクを楽しめるアットホームなスペースであり、バーとしても利用できます。
10席のカウンター2室からなる、シグネチャーレストラン「八坂」。京都の街を見渡すカウンターで鉄板焼を
ホテル4階には、“Luxury is personal”をキーワードにするシグネチャーレストラン「八坂」とバー「琥珀」があります。2つの鉄板カウンターを設けた「八坂」は、京都市街の眺望を眼下に望みながらイノベーティブなスタイルの鉄板焼をおまかせのコースで楽しめるレストラン。
「八坂」のコースより、目の前で焼いたパンケーキにキャビア、天使の海老、ウニをのせた前菜。おまかせコース18000円。要予約。フランスのミシュラン星付きレストランで経験を積んだ久岡寛平料理長が目の前の鉄板上で調理し、ソースのうまみやハーブの香り、食材の組み合わせで既存の鉄板料理にない新味を提供しています。
写真手前は、松本酒造のホテルオリジナルの日本酒、抹茶やグレープフルーツを使った「守破離カクテル」2000円。奥は、東山の湧き水とボタニカル素材で抽出したアルコール度数50%のオリジナルクラフトジン「青龍」を笹や京番茶の香りとともに味わう「琥珀ジントニック」2000円。京都の味を生かしたオリジナルカクテル
隣接する「琥珀」では、オーセンティックなスタイルでウイスキーやカクテル、日本酒を楽しめます。京都の酒造メーカーとのコラボレーションで生まれたクラフトジンや日本酒を揃え、ここだけのカクテルも。ホテル限定の山田錦で作った日本酒をベースにする「守破離カクテル」や、クラフトジン「季の美」と開発したオリジナル「青龍」に笹の葉や京番茶の薫りを加えた「琥珀ジントニック」は、和の味わいが感じられ、非日常の時へと誘います。
八坂の塔を中景に京都市街を一望する、バー「琥珀」。5.京都とのつながりを自然体で体感する
「山荘 京大和」の庭の蹲(つくばい)に京都らしい風情が感じられる。ホテル内には、日本庭園を眺めながら、思い思いの静寂な時が過ごせるティーラウンジや、厳選した本をそろえるライブラリーもあり、こちらはゲスト限定のスペース。館内のどこもが心地よく、ラグジュアリーで“タイムレス”(時代を超越した)な雰囲気です。
京都・東山の特別な立地と京都の魅力を最大限に生かした「パーク ハイアット 京都」。和と洋、ホテルと料亭、伝統と今を“ラグジュアリー”をキーワードに融合させた、新しい京都の旅をリードする、今最も心躍るホテルといえるでしょう。
パーク ハイアット 京都
京都市東山区高台寺桝屋町360
電話 075-531-1234
https://www.parkhyattkyoto.jp山荘 京大和
電話 075-525-1555
https://www.kyoyamato.com「八坂」
営業時間 17時30分~21時30分
「KYOTO BISTRO」
営業時間 7時~21時
「ザ リビングルーム」
営業時間 7時~22時
「琥珀」
営業時間17時30分~24時
西村晶子/Shoko Nishimura
京都の老舗から新店まで、食を取り巻く文化などを独自の目線で取材。20数年、『家庭画報』の京都企画を担当し、さまざまな記事を執筆。
撮影/伊藤 信 表示価格はすべて税抜きです。