赤いラナンキュラスで作る、ドラマチックな誕生日の花束

2月3日の贈り花

ドラマチックなブーケをバースデーの贈り花に

東京に住む妹さんからのご依頼で、広島で暮らすお姉さんに誕生日のお祝いの花を贈りました。お姉さんは花がとてもお好きだそうで、数年続けて誕生祝いの花をお届けしています。昨年は濃淡ピンクのブーケだったので、今年はがらりと雰囲気を変えてみようと考えました。

ちょうどラナンキュラス ラックスのあでやかな赤花が入荷したので、それをメインに束ねてみました。ラックスは、花びらにワックスを塗ったようなつやがある個性的なラナンキュラスで、毎年新しく魅惑的な花色が登場しています。今回使ったのは鮮やかな赤花のハデスと、赤の花びらにシルバーのような色味が加わったムーサという品種です。


2種のラナンキュラスを手にしただけで、すでにドラマチックな雰囲気！　さらに盛り上げるために、アプリコット色のチューリップを加え、挿し色としてごく淡いパステルカラーに染めたスイートピーを散らしました。縁が黒く染まったシックなスイートピーとラックスの赤との対比が個性的で、ブーケが大人っぽい表情に。花色をより強く対比させたくて、あえてグリーン花材は使わずに仕上げました。

【使用花材】
ラナンキュラス ラックスハデス、ラックスムーサ
チューリップ アプリコットパーロット
スイートピー（染め各色）

贈り花のヒント
春の花というと優しい花色を思い浮かべますが、ラナンキュラスやチューリップ、アネモネやスイートピーなどには赤や黄色、オレンジのビビッドな花色がたくさんあります。

優しいイメージはどなたにも好まれますが、あえてビビッドカラーのブーケやアレンジにすると新鮮さがあり、インパクトもより強くなると思います。

誕生日は毎年くるので、いろいろなイメージで花を贈るよい機会です。なかなか使えなかったビビッドカラーを思いきって使ってみるのもおすすめです。

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