この3品さえあれば立派なお正月料理！簡単&モダンな祝い肴に加藤和樹さんが挑戦【数の子・ごまめ・黒豆】

シャンパーニュにも合うモダンな三種肴

（１）数の子のオイル漬け

久保：数の子は、ハーブ入りのオリーブオイルに漬けて、香りをつけます。

まず、市販の塩数の子を水にひたして塩抜きをします。数の子の表面の薄皮が浮いてきたら、背中側から両側をこすって薄皮をむきます。

数の子の薄皮を取る

加藤：おおー！どんどんむけますね。でも、数の子にこんな下処理が必要とは知りませんでした。

（作業を黙々とこなす）先生、いかがでしょうか？



久保：素晴らしい！きれいにむけています。

加藤：地味な作業は大好きなんです。任せてください！

密封袋にオイルを入れて漬け込む

久保：次に、密封袋に数の子を入れて、オリーブオイルを入れます。タイムやディル、ローズマリーなど、お好みのハーブを入れ、空気を抜いて密封します。これででき上がりです。

加藤：簡単ですね！しかも、絶対においしいですよね。これなら、自分でもすぐに作れます。

ポイントは塩抜きの加減

加藤：数の子の調理では、何に気をつければいいですか？

久保：塩抜きの加減ですね。端を削って食べてみて、ちょうどいいくらいに塩を抜きます。だしで味をつける場合より、塩気をちょっと残しておきましょう。

加藤：わかりました。

久保：ハーブの香りの違いも楽しんでください。にんにくの薄切りを入れてもいいですね。

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●数の子のオイル漬け

【材料（2～3人分）】

・数の子　2～3本
・にんにく（薄切り）　１かけ分
・ハーブ（タイム、ディル、ローズマリーなどお好みのもの）　2～3本
・EXVオリーブオイル　大さじ2

【作り方】

（１）　数の子は水にひたして塩抜きをする。水に塩気が出たら水をかえ、丸1日おく。白い薄皮を丁寧に取りのぞく。味を見て塩気が強いと感じたら、再度水にひたし、よい加減まで塩抜きをする。
（２）　数の子の水気をふいて密封袋に入れ、にんにく、ハーブ（1種）、EXVオリーブオイルを加える。しっかり空気を抜いて封をし、冷蔵庫で1日おく。
（３）　食べる1時間程度前に取り出す。オリーブオイルが溶けてくれば食べられる。冷蔵庫で1週間ほど保存可。