ジャケットは「隠れ蓑」。
体型カバー力はピカイチ
ジャケットの大きな利点のひとつが、「体型カバー力」。うっすら肉がついて丸みを帯びてきた身体を、美しく補整して見せてくれるのがジャケットのいいところ。ジャケットは、とにかくショルダーラインが勝負なので、薄く肩パッドが入っていて、逆三角形のシルエットを描くものを選びましょう。また、胸元が大きくV字に開いていたほうがシャープに見えるので、胸元が詰まったスリーボタンはNG。ダブルのツーボタンかワンボタンで、丈は短すぎず長すぎない、ヒップのトップくらいまでのものだと、バランスがとりやすいと思います。
こちらは、定番的なジャケットとしておすすめ。「いざというとき失礼のない、きちんと見える王道ジャケット。ベージュだから、印象がやわらかく見えるのもポイント」。ジャケット18万5000円/マックスマーラ(マックスマーラ ジャパン 0120-030-535)仕事服とか社交服ではなく、
ジャケットを「楽しく着る」
ジャケットを、仕事や社交のときに「きちんと見せる」ために着るのではなく、「洒落て見せる」ために着るのがポイント。迷い世代が、きちんとして見せようとジャケットを着ると、迫力が出て、怖く見えてしまいます(笑)。「ジャケットで遊ぶ」という余裕が、迷い世代のスタイルを洗練させてくれるのです。
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スタイリスト
雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。
価格は税抜きです。 撮影/大見謝 星斗 イラスト/大橋美由紀 編集協力/湯澤実和子