• TOP
  • アート
  • 音楽の力は本物の共感を生む。長谷川眞理子さん・仲道郁代さんの特別対談

アート

音楽の力は本物の共感を生む。長谷川眞理子さん・仲道郁代さんの特別対談

2019.12.13

  • facebook
  • line
  • twitter

音楽コミュニティを広げていく、対話を生み出す新しい演奏会
一般社団法人「ミュージックダイアログ」


ミュージックダイアログの大山平一郎さんと伊藤美歩さん
欧米に比べ日本では室内楽がややマイナー。「演奏家のコミュニケーション力が培われる室内楽の経験は、優秀な若手育成のためにも不可欠」という大山さんと伊藤さんの考えがかたちに。

代表理事/大山平一郎(指揮者・ヴィオリスト)


「ミュージックダイアログ」は、対話(ダイアログ)をテーマに開かれるまったく新しいかたちの演奏会。音楽を介して生まれる対話から、若手音楽家の育成・支援やクラシック音楽界の活性化を図ります。

対話はリハーサル初日の一音目から始まります。聴衆は「演奏家どうしの音楽による対話」が熟成していくプロセスを見守るわけです。

ミュージックダイアログの公開リハーサル

リハ中の様子が字幕で実況中継され、終演後には質問タイムが設けられるなど、「演奏家と聴衆との対話」も積極的に行われます。

代表・芸術監督の大山平一郎氏は、作曲家の教えや室内楽の伝統を継承しつつ、「若手演奏家からも多く学んでいます」と未来世代にもオープンで、ここに「過去・現在・未来の対話」が生まれています。

事務局長の伊藤美歩さんによれば聴衆や支援者は年々増えており、「支援者との対話」の輪も着実に広がっています。

ミュージックダイアログ 公開リハーサル


ミュージックダイアログの公開リハーサル

演奏者たちの後ろの字幕では、プロの作曲家や演奏家による、演奏者どうしの対話や音楽用語を説明する“実況解説”が行われ、誰でも理解し楽しめる仕掛けとなっています。

さらに曲の元となった詩の日本語訳(訳者は第1ヴァイオリンの石上真由子さん)も配られ、楽曲理解を助けます。

ミュージックダイアログ 本公演


ミュージックダイアログの本公演

6人が息を合わせ奏でる、シェーンベルク作曲『浄夜』。神秘的な音色にのせて、男女の複雑な心象風景が見事に表現された演奏に。

ミュージックダイアログの本公演

演奏後には、「指揮者がいない室内楽では皆でどうイメージを合わせるのか」「ヴァイオリンとヴィオラの違いは」「楽器のお値段は」「理想の音楽とは」などさまざまな質問が寄せられ、聴衆と演奏家の対話もいっそう活発に。

ミュージックダイアログの演奏後

「ミュージックダイアログ」
http://www.music-dialogue.org/
Facebook:https://www.facebook.com/m.dialogue/
  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2024 / 11 / 24

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2024 / 11 / 24

他の星座を見る