一の重
●タルト卵
【材料】・卵 12個
・砂糖(黄身あん用120グラム、白身あん用60グラム)
【作り方】(1)堅ゆでにした卵の殻をむき、黄身と白身に分ける。黄身は裏ごしし、白身は半量だけを水気を拭いてから裏ごしする。
(2)(1)の黄身と白身に分量の砂糖を加え、それぞれなめらかに練る。白身は砂糖がなじむと水気が出るので、ふきんに包んで水気を絞り取る。
(3)巻きすに固く絞った濡れぶきんを広げ、(2)の黄身あんをのせて20×18センチほどに薄く四角くのばす。あんの4辺はふきんを折り返して軽く押さえ、きれいな四角形に整える。
(4)(2)の白身あんを中央に棒状に置いて、のり巻きの要領で(黄身に端と端をつけるように)巻き込み、巻きすの両端を輪ゴムで留めて形を整える。
(5)(4)を蒸気の立った蒸し器に入れ、中火で10分ほど蒸す。蒸し上がったら巻きすのまま冷ます。
●紅白かまぼこ
●くるみのざらめがけ
【材料】・くるみ 200グラム
・A(ざらめ70グラム 醬油大さじ1 酒大さじ2 水1/4カップ)
【作り方】(1)フライパンに紙(クッキングペーパーなど)を敷き、くるみを軽く色づくまでいる。
(2)鍋にAを入れて煮立て、(1)のくるみを加えてひと混ぜし、からめていく。薄く油(材料外)を塗ったバットに(2)を取り出して冷ます。
●紅白梅
【材料】・金時にんじん、やまといも、三杯酢 各適宜
【作り方】(1)金時にんじん、やまといもは皮をむいて輪切りにし、梅型で抜く。にんじんは柔らかくゆでてざるに上げ、それぞれ三杯酢に漬ける。
●田作り
【材料】・ごまめ 30グラム
・A(砂糖、酒各大さじ1 醬油、みりん各大さじ1/2)
・七味唐辛子 適宜
【作り方】(1)フライパンに紙を敷き、ごまめを入れて弱火で混ぜながら少し焦げ目がつき香ばしくなるまで15〜20分ほどいり、ざるに上げる。
(2)鍋にAを入れて火にかけ、泡がきめ細かくとろりとするまで煮つめる。火を止めていりたての(1)を入れる。
(3)鍋底を水で冷やしながら混ぜて飴をからめる。薄く油(材料外)を塗ったバットに広げ、七味をふって冷ます。
●栗きんとん
【材料】・さつまいも 1本(300グラム)
・栗の甘露煮 5〜6個
・くちなしの実 3個
・砂糖 (さつまいもの正味の半量)
【作り方】(1)さつまいもは皮を厚くむき3等分に切り、半割りにして水にさらす。砂糖はふるっておく。
(2)くちなしの実は砕いてガーゼで包み、1カップの水に2時間以上浸して黄金水を作る。
(3)(1)を鍋に入れて(2)を入れ、かぶるくらいに水を加える。柔らかくなるまで30分ほどゆでる。
(4)(3)のゆで汁をきり、いもを丁寧につぶしたら砂糖の半量を加えて火にかける。なじんだら残りの砂糖を加える。栗の甘露煮を温めて加え、とろりとなるまで煮る。
(5)杉板の上に取り出し、固く絞ったさらしふきんをかけて冷ます。
●伊達巻き
【材料(2本分)】・卵 5個
・白身魚のすり身 40グラム
・やまといも(すりおろし) 大さじ1
・A(砂糖50グラム 薄口醬油大さじ1/2 塩小さじ1/2)
・二番だし 1/2カップ
・油 適宜
【作り方】(1)魚のすり身はすり鉢でなめらかになるまですり、さらにやまといも、Aを加えてする。溶いた卵を少しずつ加えてすり混ぜ、最後に二番だしを加えて卵生地を仕上げる。
(2)卵焼き器を熱し、油を薄くひいて(1)の半量を流し入れる。アルミホイルをかぶせた木ぶたをのせて15~20分ほど、卵焼き器の位置を動かしながら弱火で焼く。
(3)(2)に焼き色がつき、表面が乾いたら卵焼き器を返して木ぶたに取り出し、表裏を返して裏面にも焼き色をつける。鬼巻きすにのせ、「の」の字に巻き込み輪ゴムで留めて冷ます。
●車海老のつや煮
【材料】・活け車海老 8尾(1尾約40グラム)
・A(酒2カップ 砂糖大さじ5 塩小さじ1)
【作り方】(1)海老は頭と背わたを取る。熱湯に塩少々(分量外)を入れ、海老をゆでて水にとる。
(2)鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら(1)を加え3~4分煮る。煮汁ごとボウルにあけて、急いで冷ます。
●ゆり根の含め煮
【材料】・ゆり根 2個
・A(二番だし2カップ 酒1/2カップ 砂糖大さじ2 塩小さじ1 水飴40グラム)
【作り方】(1)ゆり根は外側の汚れた部分をそぎ取り、1片ずつはがす。きれいに洗って水気をきる。
(2)鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら(1)を入れて強火で5分ほど煮る。
(3)ボウルに移し、氷水に当てて急いで冷ます。