Cookbook_Everyday_30 Octoberこれまで、人気料理研究家ワタナベマキさんの『漬けるおかず』より、ぬか床やみそ床、塩やヨーグルトだれに漬けるレシピをご紹介してきましたが、本日はケチャップだれ。赤ワインを加えたこのたれは、漬け込む素材に奥行きのある風味を加えます。漬け込んでさえおけば調理の際に味つけは必要なく、焼くだけでOKなのもうれしいところ。
本日ご紹介する牛肉のケチャップ漬けは、漬けてから2~3日目が食べごろで、最大5日間ほど保存ができます。焼くときはたれごとフライパンに入れましょう。煮込んだようなコクがあるのにさわやかな酸味で、飽きのこない味に仕上がりますよ。
牛肉のケチャップ漬けソテー 撮影:新居明子
【材料 2人分】
・牛こま切れ肉 300g
・オリーブ油 小さじ1
・粗びき黒こしょう 少量
■ケチャップだれ(作りやすい分量)
・ケチャップ 大さじ3
・ウスターソース、赤ワイン 各大さじ2
・塩 小さじ1/2
【作り方】
1:ケチャップだれを作る。材料をすべて混ぜ合わせる。
2:1に牛肉を入れて、よくもみ込む。食材にぴったりとラップを貼りつけて冷蔵庫で漬ける。
3:フライパンを中火で熱し、オリーブ油を入れ2をたれごと入れて、ほぐしながら焼き目がつくまで焼く。
4:器に盛ってこしょうをふる。
人気料理研究家のワタナベマキさんが提案する「漬けるおかず」。時間のあるときに食材を「たれ」や「漬け床」に漬けておけば、食べたいときに焼くだけ・煮るだけ・切るだけで絶品おかずが完成!
味つけいらずで、すぐ絶品。漬けるおかず(世界文化社) ワタナベマキ(著) 定価:本体1,300円+税