銀座の名店「てんぷら近藤」のシグネチャーといえば、ご存知さつまいもの天ぷらですが、本日ご紹介するのは、じゃがいもの天ぷらレシピです。
ご主人の近藤文夫さんが考案したのは、ご飯を挟んだ天ぷら。
「じゃがいもをふつうの天ぷらにしても、味の点では同じ揚げもののポテトフライにかないません。コロッケやチップスもおいしいけれど、天ぷら店ではお出しできない……。そこで考えたのが、じゃがいもにご飯を挟んで天ぷらにするアイデア。でんぷん質同士の組み合わせだから、合わないわけがありません」(近藤さん)。
揚げたてを半分に切ってご飯に醤油をひと垂らしすると、じゃがいもの旨みに香ばしい焼きおにぎりの風味が加わり、これまでにない美味に出合えます。お店では押し型を使いますが、家庭ではバット2枚で代用してください。揚げるのは、ご家庭のフライパンで。しかも使う揚げ油は、高さ3cmで十分です。『「てんぷら近藤」主人の やさしく教える天ぷらの基本』より。
【材料】
・じゃがいも 適量
・ご飯 適量
・薄力粉 適量
・
ころも 適量
・揚げ油 適量
・醤油 適量
・
天つゆ、または塩 適量