写真/PIXTA
誰にでも分かる、良い店の見極め方
2つ目のポイントは、特別なことではありません。店に清潔感があるかということです。宝石店に限らず、何でも当てはまることです。
お店の清潔でないこと、つまり不潔感はどこに現れるか。まずは商品を見ましょう。展示品があちこち抜けている、価格のタグが汚い、タグがひっくり返っていて値段が見えない、隅の方に明らかに売れ残りと思われる商品がホコリをかぶっている。まあ、こんな所でしょうか。
次に店内を見渡しましょう。多いのは、昔のカタログや、とうに終わった催事案内などの古い刷り物があちこちに散らばっている、などですね。一口に言えば、店主の眼が行き届いていないということです。お近くにもありませんか、そんなお店が。
こんなところに現れる店のだらしなさ
3つ目は、店主に公私の区別があるかどうかです。お店の品位を落とす公私の区別のなさとは、例えば、お店の駐車場の一番良い所に社長か社長夫人の車がデーンと駐車している、お店から社長のゴルフバッグが見える、昼ご飯の弁当の匂いが漂っている、などです。
どれもちょっとした気遣いで改善できるのに、できていないようなお店。お店は公器であると言うことが分かってない、自分のものだと思っている証拠です。