毎月、季節感溢れる花々が、人気フローリストさんたちの手で素晴らしい作品となり、『家庭画報』の表紙を飾ります。皆さんが書店またはお手もとでご覧になるのは、製本され完成した表紙の姿ですが、それがどんな現場でどのように生まれているのか……興味のある方はぜひ、今月から始まる表紙撮影現場リポートをご覧になってみてください。(編集部・和泉)
9月某日。表紙の撮影日。世界文化社の撮影スタジオには、選りすぐりの美しい花々が運び込まれ、お花屋さんがオープンしたかのような華やかさ。そして芳しい香り。
さあ、これから表紙の撮影に向けて準備が始まります。
12月号の表紙は、「レ ミルフォイユ」の長塩由実さんが担当してくださいます。事前に重ねた打ち合わせを受け、今回はどんな素敵なアレンジを見せてくださるのか、心地よい緊張感とともに、朝一番から楽しみでなりません。
上2点。撮影現場。長塩さん、カメラマン、スタイリスト、デザイナー、そして私たち編集者。みんな真剣。画面を見ながら、写り方やバランスなどを細かくチェック。意見を出し合って、イメージをさらに固めていきます。