加藤和樹さんがその道のプロに学ぶ本連載。
男のきもの、
簡単ヘルシー料理、
体づくり、
おせちレシピに続いて、第5弾では“すぐに役立つスマホ撮影術”をお届けします。極意を伝授してくださるのは、雑誌『家庭画報』でも活躍している写真家の小林廉宜さん。“映える”写真を目指して、まずは押さえておきたい基本のポイントを学びます。
【第1回】プロのカメラマンが伝授!スマホ撮影の基本って何?
加藤さん、スマホ写真の極意を学ぶ
加藤和樹さん(以下、敬称略):はじめまして、加藤です。今日はよろしくお願いします。
小林廉宜さん(以下、敬称略):こちらこそ! 僕の中では、加藤さんといえば、仮面ライダーを演じた俳優さん。今日はご一緒できて光栄です。
加藤:いえ、そんな! ありがとうございます(照笑)。
今や使っていない人はいない?スマホのカメラ
小林:加藤さんは普段、スマホで写真を撮りますか?
加藤:はい、もっぱらスマホで撮っています。今はそういう方が大半じゃないでしょうか。いつも持ち歩いているツールだから、気になるものがあったらサッと撮れますし。
小林:まさにその手軽さ、便利さが、スマホ撮影の最大の特徴であり、魅力ですよね。カメラ屋の息子に生まれて、大学でもずっとフィルムを使った撮影と現像の勉強をしてきた僕にとっては、想像もできなかった時代ですけれども(笑)。
加藤さんも驚きのカメラの進化
加藤:わかります。僕も昔“写ルンです”を使っていた世代なので(笑)。カラーのカメラ付き携帯電話が出てきたのは、高校時代の後半くらいだったと思います。
小林:それがスマホになって、カメラの性能もどんどんよくなって、今は1人1台デジタルカメラを持って歩いているようなもの。新しい機種だと画質もかなりいいですからね。実際、僕がiPhoneで撮った写真が雑誌で使われたこともあるんですよ。
この写真はプライベートのものですが、飛行機で移動中、機内から窓越しに撮りました。
どうしたらスマホで美しい写真が撮れる?
加藤:ここまでドラマチックに撮れるなんて!ただ僕の場合、せっかくの性能をイマイチ使いこなせてないなあと感じていて。今日は、スマホ写真のレベルをもう一段階上げる、プロのテクニックを教えていただきたいです!