「マリアージュ」という名のチューリップを、結婚祝いの贈り花に

3月6日の贈り花

結婚祝いに贈る愛らしい春のミックスカラーのブーケ

仲良しの友人の結婚が決まり、お祝いに花を贈りたいという依頼を受けました。友人は笑顔が絶えないとてもかわいらしい方と伺い、春の花を集めた愛らしいブーケを作ろうと考えました。

まず使おうと決めたのが、愛らしさと同時に気品があるピンクの八重咲きチューリップ。このチューリップの品種名はなんとマリアージュ（結婚）！　今回の贈り花にぴったりの花です。さらに、クリーム色に少しピンクが入る、淡い花色がかわいらしいスイートピーを選びました。


かわいらしいといえば、この時期に欠かせないのが水色に染めたマトリカリアです。花サイズの小ささも愛らしく、この花が加わるとブーケにリズミカルな表情が生まれます。同じ水色で花サイズが少し大きなニゲラ、そして宮崎から届いた試作のサイネリアとルピナスの澄んだ青紫。

優しさの中にすがすがしい空気感を感じさせる春色ブーケにのせて、お友達を祝う気持ちがちゃんと伝わるようにと願いながら束ねました。

【使用花材】
チューリップ マリアージュ
スイートピー ユメジ
マトリカリア ブルーワンダー（染め）
ニゲラ ミスジーキル
サイネリア（試作品種）
ルピナス テキサスブルーボネット
豆軍配ナズナ

贈り花のヒント
花選びをするときに理由の一つになるのが品種名です。結婚のお祝いに｢マリアージュ｣という名前のチューリップを使えば、お祝いの花もさらに印象深くなると思います。ちなみに、マリアージュという品種名はほかの花にもあります。バラのマリアージュは、スプレータイプの美しいピンクの花。リシアンサスのマリアージュは、清楚で気品のある八重の白花です。結婚祝いの贈り花にぜひ利用してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。