茶道裏千家の懐石料理をあずかる名店「辻留」。茶事や茶会への出張料理が主の店ですが「私どもが京都の厨房で作る味を、より多くのかたに知っていただけたら」という思いから、このたび京都店の主人、平 晴彦さんは贈答用の料理を作りました。
「山海鮮」の名は、裏千家14代家元・淡々斎から二代目辻 嘉一氏がいただいた書からとったもの。写真はその一例で、手前から「穴子とずいきの炊き合わせ」、「とり貝、わけぎ、よもぎ麩のぬた」、「いわしの辛煮」。京都の料理店ならではの食材を使い、手をかけ、時間をかけて作られた料理が揃います。