毎月ビューティーアンバサダーが、話題の美容新商品をお試し。それぞれの視点から語られるレビューや、美しく輝き続けるための美容秘話は必読。今月のビューティアンバサダーは、洋画家の城戸真亜子さんです。
「肌にのせているときから、なじんだ後まで。心地よさがずっと続くこのテクスチャーは奇跡的」──城戸真亜子さん
商品詳細は次ページとろりとしたテクスチャーを肌にのせると、ぷるんとしたヴェールに包まれるよう。やさしい香りに癒やされながら、じわじわと肌になじんでいくのを感じます。
近頃はあっという間に浸透する美容液が多いので、それとは対極にあるこの使い心地は新鮮でした。
肌に入っていくまでの心地よさを楽しむ時間が、とても贅沢です。なじみきると、肌がしっとりと柔らかく、なめらかな手触りに。
日本人女性はお化粧直しでも真っ先に肌を整えるくらい、肌の美しさを大切にしますよね。そういう気持ちに応えてくれる、生命感あふれるつや肌の仕上がりに、幸福な驚きを覚えました。
20代の頃に高機能美容液を初めて使ったとき、新しい感覚にはっとさせられましたが、テクスチャーにも効果にも、他の美容液にはない仕掛けのようなものを感じました。
「使い心地、効果、デザイン、すべてが“クールジャパン”。美意識を高めてくれる美容液です」──城戸真亜子さん
配合成分の原料は弘法大師ゆかりの伝説の植物や日本原産の稀少なグリーントレジャードシルクなど、日本古来の恵み。
長く大切に受け継がれてきたものへの着眼と、計り知れないパワーを内包する自然の神秘を現代の科学で解き明かす技術から生まれた製品なんですね。
ボトルのデザインも印象的です。繭のようなフォルム、玉虫色の輝き、ゴールドが透けるキャップ。これが入っていた箱は水引のような飾りが施され、出合いの瞬間から高揚感を覚えたほど。
繊細な香りや使い心地を含め、そこかしこに日本の美意識が潜んでいますね。
この「フューチャーソリューションLX」がワールドワイドに展開されているシリーズと聞いて、建築家フランク・ロイド・ライトの作品が頭に浮かびました。
日本の伝統的表現にインスパイアされて生み出された新たな建築の数々は世界に衝撃を与えましたが、それに通じる美の高みを体現しているように思います。
日本を代表する資生堂のプライドを感じました。