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甘くないプリン「きのこのフラン」は、なめらかな食感を楽しんで

2017.11.12

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【作り方】
11:コンソメの材料の野菜はすべて薄切りにする。鍋に卵白を入れ、混ぜる。ボウルで混ぜて移してもよい。一緒に野菜を入れてしまうと卵白がきれないので先に混ぜておく。

12:野菜を加えて混ぜ、ひき肉を加え、よく混ぜる。混ぜる目的は結着力を高めること。練れば練るほど粘りが出るので、糸を引くくらいまでよく練る。この時、冷たいほうが粘性が強くなるので、ひき肉は冷やしておき、できるだけ冷たい状態で練る。

13:ブランサンプルを人肌程度に温め溶かし、レードル1杯分(90ccほど)ずつ12に加え、混ぜる。よく混ざって一体化したら加えて混ぜることを繰り返す。ほぼ液状になったら(写真)、残りをすべて加えて混ぜる。


14:水1リットルほどを加え、強火にかける。量は鍋の縁から5~6cmあくくらいのゆとりをもたせる。下から肉が固まってくるので、鍋底を混ぜる。同様に側面も混ぜる。混ぜることで対流を起こし、上下の温度を均一にする。

15:まわりから徐々に透明になり(この時45℃)、卵白が浮いて表面が白くなったら(この時65℃)、混ぜるのをやめる。底だけつかないようにこそげ、側面も鍋につかないようにやさしく離す。

16:浮いてきた肉の中央に穴を開ける。強めの中火にし、中央をすくっては肉の薄い部分にかけ、側面もやさしく離しながら、肉でドーナツ状のふたを作る。火加減は強めの中火でアクを出しやすくし、肉を固める。中心に穴を開けることで対流が起き、肉がふたの役目をしてスープの蒸発を防ぐ。

17:アクが出てきたら取って弱火にし、煮立たせない火加減を保ちながら煮る。水が減ったら穴から静かに足し、量を保ちながら8時間煮る。

18:火を止め、肉が少し沈むのを待つ。2つのシノワの間にペーパータオルを挟み、上のシノワにこしょうを置き、コンソメを漉す。こしょうに火を入れるとえぐみが出るので、この方法で香りをつける。

19:固まっている肉を崩すと濁るので、肉に触らないように穴から静かにすくって漉す。最後は鍋を傾け、皿などで肉を押さえて残さず漉し、この時も肉を崩さないように注意する。これでコンソメの完成。

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