国宝 銅鐸 島根県雲南市 加茂岩倉遺跡出土 弥生時代・前2~前1世紀 文化庁蔵(島根県立古代出雲歴史博物館保管)令和2(2020)年は、わが国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4(720)年から1300年。
その冒頭に記された国譲(くにゆずり)神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは神々や祭祀の世界を司る「幽(ゆう)」とされ、天皇は大和の地において政治の世界を司る「顕(けん)」とされている。
この「幽」と「顕」をテーマに島根県と奈良県に光を当て、出雲大社に残る古神宝、貴重な出土青銅器や最古級の石仏などを公開。
前期は2020年2月9日まで、後期は2月11日からと2期に分けて展示替えし、古代日本の成立やその特質に迫る。
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2020年2月号掲載。
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