企業が届ける最高峰美容【ロート製薬】
最先端の再生医療研究で、化粧品に革新を起こす
幹細胞の「培養上清」が未体験のハリをもたらす
再生医療の分野で精力的に研究を進める「ロート製薬」。特に、人間を形づくるすべての細胞の母なる細胞、幹細胞の研究で最先端を歩んでいます。
「幹細胞は、その他の細胞に比べて『若い』のが特徴。それは、人が生きていく要の細胞であるため、体内でも守られた環境にあるためです」と研究員の須田一真さん。
「特に脂肪に存在する幹細胞は外的環境から守られ、酸化しにくく、分裂回数も少ないため若々しい。その幹細胞から出る分泌物はことのほかポテンシャルが高く、機能不全を起こした臓器や組織をも再生する力を持っています。再生医療でも、細胞治療として行われますが、幹細胞を注射するとすみやかに炎症部位に移動しメンテナンスをするといいます。実際、肝硬変の治療の実用化に向けても研究が進んでいるところです」。
「幹細胞がもたらす若返り成分で、『塗る再生医療』が可能になりました」
ロート製薬が着目したのは、幹細胞を培養する際に分泌される培養上清に、成長因子など若返りの栄養成分がたっぷり含まれていること。「この培養上清を、肌のアンチエイジングにも利用できないかと考え、たどり着いたのが培養上清に含まれる栄養成分を低分子化すること。世界で初めて成功し、肌の各層で栄養成分を働かせることが可能に」。表皮ではメラノサイトの活性化を抑え、保湿、抗炎症作用を、真皮でコラーゲン産生を、皮下組織ではハリをもたらします。この低分子培養上清を化粧品に配合するという、業界で画期的な話題となっているのが、ロート製薬の「エピステーム ステムサイエンス RXショット」。たるみ、シワ、くすみが、土台から再生することも夢ではない時代です。
ロート製薬
基礎研究開発部 再生機能グループリーダー
須田一真さん眼科領域の基礎研究部門、スキンケア基礎研究部門での育毛剤の開発に携わり、2012年から幹細胞研究に従事。
点滴のような美容液で、年齢をもうあきらめない
世界で初めて低分子化に成功した幹細胞の培養上清を含む美容成分、ステムCMを配合。脂肪幹細胞を遊走・増殖させるステムSコンプレックスと、肌細胞を活性化するバイタライズコンプレックスも配合。リッチな成分を濃縮しながらも、肌にすっと溶け込むテクスチャー。1本で10日間の集中ケアで、生まれ変わったようにハリを取り戻し、明るくみずみずしい肌に。エピステーム ステムサイエンス RXショット 8ml×4本 3万8000円/ロート製薬
表示価格はすべて税抜です。 撮影/Fumito Shibasak〈i Donna〉(静物) 齋藤幹朗 スタイリング/細田宏美(静物) 取材・文/近藤須雅子 小田ユイコ 佐藤由喜美
「家庭画報」2017年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。