——ニューヨークで本作をご覧になったそうですね。
「そうなんですよ。宝塚をやめたあと、だいたい年に1回くらいブロードウェイかウエストエンド、どちらかに勉強を兼ねて行っていたんですね。そのときにたまたま、ニューヨーク在住の方から観ておいたほうがいいと言われて観に行ったんですけど、すごくゴージャスな舞台っていう印象が強くて。でも今回、出演が決まって、“そういえば不思議な迫力の中国人がいたな”っていうことをだんだん思い出してきました」
——ミセス・ミアーズは、すごく印象に残る役なんですね。今回の舞台をご覧になった方が何年かあとに思い出したときも、一路さんが出てくるかもしれません。
「そうですね。そうあってほしいなと思いながらやります(笑)」
——今回は名古屋や大阪、九州公演もあります。地方公演時は、いつもどのように過ごしていらっしゃいますか?
「スケジュールにもよるんですけど、だいたい“これがおいしいらしいですよ”とか“ここに行ったらいいらしいですよ”って調べてくれる共演者がいて、もう言われるがままについて行って、おいしいものをいただいたり、時間と体力に余裕があれば、ちょっと足を延ばして散歩に行ったり。今回も、みんなでおいしいものを食べたいですね」
コメント映像のビジュアルは、「驚かせようと思って、メイクさんが眉をなくしたり、髪を盛り上げたり。ハマッている自分が怖い(笑)」。