いま再発見する、カリフォルニアの魅力(第3回) 豊かな自然にアクティビティ、地元の食材を使ったグルメ……と、多彩な魅力に溢れるカリフォルニア。その広さゆえにアクセスが不便と思われがちですが、実は、玄関口・サンフランシスコから日帰りで行けるエリアに、多くの穴場スポットが隠れていることをご存じですか? 「自然」と「グルメ」を軸に、サンフランシスコから日帰りで回れる旅の目的地をご紹介します。
前回の記事はこちら>> ローダイの「ローダイ ワイン&ビジターセンター」では、約85あるローダイのワイナリーのワインを試飲できる。©Stephanie Russoナパやソノマだけではない!次に注目すべきカリフォルニアワインは「ローダイ」産
サンフランシスコを拠点に楽しむ「自然」と「グルメ」をご紹介してきた本連載。第3回となる本記事で焦点を当てるのは、サンフランシスコから程近いワイン産地、「ローダイ」です。
世界で第4位のワイン生産量を誇るアメリカ。その約80%を占めているのがカリフォルニアワインです。今ではナパやソノマが有名ですが、実はローダイは、カリフォルニアワインの縁の下の力持ちともいうべき存在。
日本ではまだあまり知られていないローダイの魅力を紐解くとともに、おすすめのワイナリーやレストラン、お土産スポットまで、ローダイの楽しみ方を徹底取材しました。
1.ローダイ ワイン&ビジターセンター
こぢんまりとした建物に風情が感じられる、ローダイ ワイン&ビジターセンター。©Stephanie Russoテイスティングとともにローダイワインの歴史を学ぶ
サンフランシスコから東に向かって、車を走らせること約1時間30分(サンフランシスコを中心としたカリフォルニアの地図は、
こちらの記事をご覧ください>>)。
ローダイは、カリフォルニアの中央部を占める平らな谷「セントラル・バレー」の中心的なぶどう栽培地として知られてきました。
安価なワインの産地といわれるセントラル・バレーにあるにもかかわらず、ローダイのぶどうやワインがワイン通から高い評価を得ている秘密は、その土壌と気候にあります。水はけがよく、ミネラル分の豊富な土壌は、エリアによってさらにさまざまなタイプに分かれ、それぞれの土壌に適した品種のぶどうが丁寧に作られています。なかでも、赤ワインに用いられるぶどう「ジンファンデル」は、ローダイを代表する品種です。
ローダイの名を知らしめたぶどう品種「ジンファンデル」の老木。©Stephanie Russoローダイには約85軒ものワイナリーがあり、栽培されているぶどうの品種は100を超えるそうです。小規模な家族経営のワイナリーが多いのもローダイの特徴のひとつで、生産量は少量ながら丁寧なワイン造りが行われています。
ローダイ ワイン&ビジターセンターのテイスティングカウンター。スタッフに自分の好みを伝えて、おすすめのワイナリーを教えてもらうのもよい。©Stephanie Russoローダイに到着したら、まずは「ローダイ ワイン&ビジターセンター」へ向かうことをおすすめします。街の玄関口として2000年にオープンしました。ローダイのワインを週替わりで試飲することができるので、まずは1杯楽しみつつ、スタッフにローダイワインの歴史について尋ねたり、ローダイ巡りのプランを相談するのがよいでしょう。
Lodi Wine & Visitor Center
(ローダイ ワイン&ビジターセンター)
2545 West Turner Road Lodi, CA 95242
電話 +1 (209) 367-4727
https://www.lodiwine.com