大人チームのアドリブは面白すぎて勘弁してほしい!?
やたらアツい上司・アサガワをはじめ、優柔不断なベッショ、やる気のないエモト、アニメ好きのチカダ(本多 力)とバラエティに富んだ広報グループのメンバーに加え、掘削オタクのヤマダ(町田啓太)や機械グループのベテラン・フワ(六角精児)など、個性的な面々が登場する本作。その見どころの一つは、これら濃いキャラクターとそれを演じる役者たちの掛け合いだと高杉さんは言います。
「特に序盤の、アサガワさんに巻き込まれていく中で、みんなが抵抗している感じが面白いなと思います。掛け合いは、基本的には台本に忠実なんですけど、(英 勉)監督はわりと自由にやらせてくださるので、ライブ感があったなと思います。ドイは、うまく受け流していくキャラクターなので、どちらかというと皆さんに流れをお任せしていたんですけど、小木さんだったり上地さんだったり本多さんだったりは、アドリブも……。もう勘弁してほしいくらい(笑)。今回は、そこにのっていける役じゃなかったのが残念なほど面白くて。間とかテンポとか、それをつかむのは難しいことなので、真似したくてもできないんですけど、できないからこそいろいろと学ばせていただきました」
漫画やアニメ好きの高杉さん。ヤマダのことも理解できると言い、「好きすぎていきすぎた、みたいなところが素敵だと思います」。