トンネルやダムでの感動を冒険物に例え、「地中で大きいモグラ、ダムで大きいクジラかイルカに出会った。それぐらいの気分でした」。現場で感じた、遊び心と熱意。そんな現場がすごく好き
撮影は、前田建設工業全面協力のもと、掘削中のトンネルやダム内部でも行われ、「めちゃくちゃテンションが上がりましたし、どちらも感動しました。ある意味、ファンタジーの世界に入った気分です」と高杉さん。
「ダムって、精密機械なんですよ。いろいろ計算されて作られているものだって知って、いろいろ見方が変わりました。トンネルを見たら、“これ、全部掘ったんだ。どれくらいかかったんだろう”って思いますし。建築中のマンションを前田建設工業さんがつくってるってわかったら、“僕、前田建設工業さんの映画、出ましたよ!”って言いたくなっちゃう(笑)。めちゃくちゃ親近感が湧いています」
撮影する中で、前田建築工業に勤める方たちとも出会い、「皆さんすごく楽しそうなんですよね。お話ししていて熱意が感じ取れましたし、ファンタジー営業部ができる会社だから、遊び心がある人が多いんじゃないかな」という印象を受けた高杉さん。それはとても素敵なことで、映画の現場も同じだと感じたそう。そして、「僕はそういう現場がすごく好き」とも。
「マジンガーZが現れたところは迫力があって、感動しました」という本作を一言で言えば、「はちゃめちゃな映画(笑)」。でも、だからこそ、観ていてワクワクできる映画で、「建築の話はわからないっていう人もいるとは思うんですけど、笑えるところもたくさんありますし、みんなの掛け合いと熱量のある演技をぜひ観てください」。
高杉真宙/Mahiro Takasugi
俳優
1996年7月4日生まれ、福岡県出身。2009年、舞台『エブリ リトル シング ’09』でデビューして以降、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。近年の主な映画出演作に『十二人の死にたい子どもたち』、『笑顔の向こうに』、『賭ケグルイ』、『見えない目撃者』、『超・少年探偵団NEO–Beginning–』など。4月に『糸』が公開予定。現在、ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』に出演中。
『前田建設ファンタジー営業部』
原作:前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編』(幻冬舎文庫刊)
監督:英 勉
脚本:上田 誠(ヨーロッパ企画)
出演:高杉真宙 上地雄輔 岸井ゆきの 本多 力/町田啓太 六角精児/小木博明(おぎやはぎ)
配給:バンダイナムコアーツ 東京テアトル
1月31日(金)より全国ロードショー
公式サイト
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