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本日は七五三。お赤飯のコツを「分とく山」野﨑洋光さんに聞きました

2017.11.15

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お赤飯

撮影:小林庸浩
本日は、七五三。お子さんやお孫さん、姪や甥などの成長をお赤飯で祝うご家庭も多いでしょう。市販のものでもいいのですが、手づくりのものはやっぱりひと味違います。お赤飯は手間を惜しまず蒸し器で蒸すと、もち米の一粒一粒がしっかりと立ち、口の中でふわりとほぐれ、とてもおいしいですよ。ざるに敷く布は、寒冷紗やガーゼなどのように、目の粗い布が水分の通りがよいでしょう。蒸し器に入れる際には、もち米の真ん中をへこませて、蒸気の通り道を作ってから蒸すのがポイントです。『分とく山・野﨑洋光の 常備菜でつくる和のお弁当』より。

【材料 作りやすい分量】
・もち米 3合

・小豆 30g


・A [水 100cc/塩 5g]

・黒・白炒りごま 各適量

【作り方】
1:小豆は鍋に入れ、3倍の量の水を加えて水から火にかけ、沸騰したら水に取り、ざるに上げて水気をきる。

2:鍋に1と水500ccを入れて火にかけ、豆が煮くずれないよう弱火で40~50分、柔らかくゆでたら、小豆と煮汁に分ける。

3:もち米を洗って水気をきり、2の煮汁に3時間つける。【P.114写真a入る】

4:平たいざるにガーゼを敷き、煮汁をきったもち米を広げ、蒸気の上がった蒸し器に入れる。

【P.114写真b、c入る】



5:30分蒸したらボウルにあけ、Aをふって混ぜ、下味をつけ(写真上)、小豆を混ぜ(写真中)、ざるにもどし、さらに10分蒸す。

【P.114写真d、e、f入る】





6:5を好みの型で抜き、炒りごまをふる。

『分とく山・野﨑洋光の 常備菜でつくる和のお弁当』は、手軽にできておいしい野﨑流お弁当の技が満載。作りたてよりも少し時間がたってからのほうが味もしみ、うまみが一層深まる、きんぴら、煮豆、こんにゃく……、そんなお役立ちの常備菜があればお弁当も豊かになります。もちろん、鶏の竜田揚げ、肉団子、 魚のつけ焼き……、お弁当には欠かせない定番おかずや 王道の卵焼きの多彩なバリエーション、おかずがわりの手作りふりかけなど、懐かしい味、新しい味がこの1冊にぎゅっとつまっています。



野﨑洋光(著)
定価:本体1,400円+税
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