幸運を招くサーモン色、気品あるマゼンダ、ふんわりピンク、3色のバラのブーケ

4月19日の贈り花

バラが好きな友人に贈る艶やかなローズアレンジ

お友達に贈るバースデーギフトのアレンジのオーダーをいただきました。バラがとても好きな女性と伺ったので、どんなバラを使おうか、選ぶのが楽しみになりました。

華やかながら大人っぽさもあるローズアレンジに、とイメージを決め、3種のバラを選びました。


まずは、光沢があるマゼンタ色が印象的なアートリークローズ。そしてフランス語で幸運という意味のラシャンスというサーモン色の品種。さらにシャクヤクにも似たふんわりした花姿のピンクイブピアジェ。どれもクオリティの高い状態で入手できました。

バラのアートリークローズをよりアピールしたい気持ちもあり、同じ色のスカビオサに、バイモユリとビバーナム、レピディウムのやわらかな緑色をたっぷりと加えて仕上げました。バラやスカビオサとは異なる花形のバイモユリがよく目立ち、アクセント効果抜群です。しかもバイモユリは春のこの時期にしか出回らないので、季節感も伝えることができます。

バラ好きな方なら、きっとバラの品種名も知りたくなるだろうと思い、メモも添えました。このアレンジをきっかけに、ご友人がさらにバラを好きになってくださることを願っています。

【使用花材】
バラ アートリークローズ、ラシャンス、ピンクイブピアジェ
スカビオサ アカリ
バイモユリ
ビバーナム スノーボール
レピディウム エメラルドビーズ

贈り花のヒント
バラは切り花の定番で、1年中どの時期でも何かしらの品種が出回っています。いつでも使える花材というのはありがたいのですが、逆に季節感が感じられなくなりがちです。

バラをメインにアレンジやブーケを作る際には、その季節にだけ流通する花を脇役として加えるのがおすすめです。今回は季節感を演出する花としてバイモユリを利用しました。バイモユリが加わるだけで、ぐっと春らしい雰囲気になります。

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