シャクヤク･クレマチス･ライラック、花のプロが自分のために束ねたブーケ

4月23日の贈り花

大好きな花が揃ったのがうれしくてブーケにしてみる

今日はお客さまのためにではなく、自分のためにブーケを束ねました。なぜなら、この時期の花で大好きな3種がタイミングよく揃い、とても気分が上がってしまいまして…。

まん丸の大きな蕾からふんわりした華麗な花が咲くシャクヤク、エレガントな香り漂うライラック、そしてつる性植物の女王とも称されるクレマチス。大好きな初夏の花が出始めの時期に3種揃って届きました。


シャクヤクはオフホワイトの一部がうっすらとピンクを帯びた華麗なラタンドレス、クレマチスは淡いラベンダー色の八重咲き品種ルリオコシです。

届いた束をほどきながら、うれしくてうれしくて、このままブーケにしようと思いました。3種の花をつなぐ役として、バイモユリを加えると、初夏のさわやかな空気感たっぷりのブーケに仕上がりました。自分のために作ったのですが、誰かに見てほしくなって、ここで紹介することにしました。

シャクヤクの出回り時期は4月～6月。ライラックは国産のものだと4月中旬～6月中旬。クレマチスはこれから秋まで出回りますが、品種限定だと入手できる期間は意外に短いと思います。好きな花を束ねることができるのは、本当に幸せなことです。

もし花屋さんでお気に入りの花を何種か見つけたら、それをベースにブーケやアレンジにして贈り花に利用してください。自分の好きな花を贈る、というのもとても楽しい気持ちになります。

【使用花材】
シャクヤク ラタンドレス
ライラック
クレマチス ルリオコシ
バイモユリ

贈り花のヒント
ライラックは1月頃から出回り始めますが、それは輸入ものです。国産のライラックは、4月中旬から出回り始め、北海道産が出回り始めたら、そろそろ終わりとなります。輸入のライラックは、鮮度を保つために葉はすべて切り落とされていることが多いのですが、国産は葉がついたままで流通します。

明るめの緑色で丸みのある葉もかわいらしいので、ブーケやアレンジにぜひ利用してみてください。葉が加わるとさらにフレッシュな印象になります。

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