誰もが心和む定番スイーツ・シュークリーム、チーズの香ばしさでワインが進むグジェール、あられ糖をまぶしたひと口サイズのおやつ・シュケット......姿形は違えども、どれもシュー生地を使ったお菓子やオードブル。
卵、牛乳、バター、薄力粉など、冷蔵庫に常備されている身近な材料で作れる生地ですが、ちょっと仕立てを変えるだけで多彩なおもてなし料理へと広がります。
ふんわりシューに春の彩りを詰め込んで〔シュー・バスケット〕「ミモザのようなゆで卵の黄身や真っ赤なベリーをバスケットに見立てたシューに飾って、小さなオードブル&デザートに。取っ手やふたも、シュー生地を細い丸口金でドットを描くように絞り出して作りました。その食感の違いもお楽しみください」宮澤奈々さん「シュー生地の面白いところは、生地を絞る口金1つでプレゼンテーションをがらりと変えられるところですね」と宮澤奈々さん。絵を描くように、次々と愛らしいシューを焼き上げます。
今回教えていただいたレシピは、同じ生地でもトッピング次第で甘いデザート、塩味のオードブルに。
なかでも卵のタルタルやアボカドクリームなどはサンドイッチにも合うトッピングですが、香ばしく軽やかに焼き上げたシュー生地との相性は抜群。ワインが進む春のオードブルとして大人気の一品です。