優しい笑顔をイメージして選んだピンクの花を集めたエレガントなブーケ

5月12日の贈り花

エレガントなブーケを5年目の結婚記念日に贈る

ご主人から5年目の結婚記念日に、奥さまに贈る花のオーダーをいただきました。結婚してからも変わらぬ優しい笑顔が好き、と少し照れながら話してくださったご主人にとても好感を持ちました。花の種名や花色に特にこだわりはないけれど、ナチュラルな雰囲気がいいとも話してくださいました。

奥さまの優しい笑顔をイメージしながら、花を選んでみました。ピンクのシャクヤク、アプリコット色のバラ、ピンクのミニマーガレット、濃いピンクのベル咲きクレマチス。大小のかわいらしいピンク系を集めただけで、優しく華やかな雰囲気に！


パステルグリーンのビバーナム スノーボールをたっぷり加え、レピディウムのエメラルドビーズを飛び出すように少し長めに挿して、動きをつけてみました。

レピディウムを知らない方も多いと思いますが、よく道端でも見かけるナズナの園芸品種です。小さな葉が連なるさまがとても愛らしく、私は出回り時期によく利用しています。

初夏の草原にピンクの花が咲いたような、自然な景色を連想させるブーケに仕上がりました。この優しさあふれる贈り花が、奥さまの笑顔をもっと輝かせることを願っています。

【使用花材】
シャクヤク サラベルナール
バラ アンブリッジローズ
マーガレット ドリームカシス
アスチルベ ライトピンク
ニゲラ ミスジーキル
クレマチス フラッシュピンク
レピディウム エメラルドビーズ
ビバーナム スノーボール
ユーカリ

贈り花のヒント
結婚して5年目の記念日には「木婚式（きこんしき、もっこんしき）」と名前がついています。5年という月日の間に、夫婦としてやっと1本の木のようになり、しっかりと根を張ることができる、という意味だそうです。

それを踏まえ、木婚式には木製の製品、たとえばフォトフレームや箸などを贈るアドバイスもよく見かけますが、そんな記念品に添えて、やはり華やかなブーケもぜひ奥さまに贈って差し上げたいもの。

結婚記念日は、ご主人が日頃の感謝の気持ちを示すとてもよい機会です。毎年の結婚記念日に花を贈る習慣が、ご夫婦がより幸せに過ごせる時間を長くしてくれると思います。

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