イタリア料理の教室を主宰する尾田衣子さんは、世界へ“おにぎり”を広める団体「おにぎり協会」のレシピ監修も務めています。
「お米、海苔、塩のおいしさに改めて気づきました」と話す尾田さんが、贈答品にするのが「山本海苔店」の「梅の花」です。
「有明海産の上質な海苔で、豊かな磯の香りと、口に含むとフワッとほどける柔らかい食感に感動しました」。小学生の息子さんも“海苔ってこんなにおいしいんだ!”と大満足だそう。
自宅に「梅の花」を常備している尾田さんは「子どものお友だちとそのお母さんが集まって、昼食会をする際には、小ぶりなおにぎりと、“海苔の野菜巻き”が大好評です。アスパラガス、みょうが、わさび菜、スプラウトなどの野菜と、キムチや練り梅を用意して、海苔で巻きます。海苔のうま味が際立ちますよ」。1849年創業の老舗を代表する「山本極上銘々焼海苔 梅の花」。8切サイズ5枚入りの個包装が10袋、缶に入っている。「特撰手巻き用焼海苔 錦梅」とのセットで5000円/山本海苔店「この商品をいただくまでは、実は海苔は母の世代の贈答品のイメージがあったんです。ですが、そのおいしさはもちろん、缶入りで日持ちがするのも、いただく側の立場に立つと嬉しい点。日本の食材の素晴らしさが注目される今、たくさんのかたに喜ばれる品ですね」。
尾田衣子(おだ・きぬこ)さん
ル・コルドン・ブルー東京校にて料理ディプロムを取得後、イタリア・フィレンツェに留学。東京・西荻窪で料理教室「Assiette de Kinu」を主宰。テレビ、雑誌、書籍で幅広く活躍する。 表示価格はすべて税抜きです。
撮影/本誌・大見謝星斗
『家庭画報』2020年4月号掲載。
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