毎月ビューティーアンバサダーが、話題の美容新商品をお試し。それぞれの視点から語られるレビューや、美しく輝き続けるための美容秘話は必読。今月のビューティアンバサダーは、フルーティストの山形由美さんです。
「きめがふっくらして艶やかに。肌をトータルで輝かせてくれるラグジュアリーなクリームです」山形由美さん
商品詳細は次ページ「リッチなテクスチャーと甘く優しい、リラックス感のある香り。優雅な気持ちで満たされます」山形由美さん
リッチな使い心地に上質さを感じるクリームですね。のびやかなテクスチャーですが、厚みをもたせて塗ることができるので、寝る前にパックする感覚で使ってみました。
すっとなじんで浸透しつつ、表面にもとどまって潤いの膜が張る感じ。眠っている間に肌をしっかりと修復してくれる手応えがありますので、乾燥がひどいときや寝不足の日でも安心して肌を任せられます。
薄く塗れば、さっぱりと仕上がりますから、春から夏も気持ちよく使えそうです。
使い続けてみて、肌が総合的に底上げされたように思います。しっとり、ふっくらとした手触りが翌日も感じられますし、きめがなめらかになってハリが出ると、光の乱反射で見た目の明るさも変わってきますね。
シミ、シワ、くすみなど、肌に影を落とす要素は年齢とともに増えるもので
「エクラ」(輝きを意味するフランス語)という美意識
このクリームのシリーズ、「サブリマージュ ラ コレクシオン ルミエール」の背景にある「エクラ」(輝きを意味するフランス語)という美意識は、肌表面だけの話ではなく、内なる喜び、自信、幸福感をも映し出した輝きであり、女性としての魅力を指しているとのこと。
その人が本来もっている美しさを輝かせ、磨きをかけましょうという考え方は、非常にフランス的かもしれませんね。
シミ一つない隙のない美しさや透明感を追求する日本的な美意識も素晴らしいですが、シャネルが提唱するこの「エクラ」は、私たち成熟世代にとって大切な指針となるように思います。
フルート奏者としての自分の話に置き換えるならば、舞台での衣装やヘアメイクも大切ですが、当然ながら軸となるのは学びや経験を通して培ったもの、技に磨きをかける積み重ね。すべてが相まって音楽という瞬間芸術のパフォーマンスが成立します。
そんなことに想いをめぐらしながら鏡に向かうと、背筋が伸びます。そうした美意識の喚起も、このクリームの魅力でしょう。