きものダイアリー

弓月女将がおすすめする 御召で叶える京都旅へ

2020.03.25

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京都の春は、百花繚乱。弓月のある上七軒での楽しみはお花見だけでなく、多様です。春の京都にきもので旅してみませんか。
京都・上七軒にある、「弓月京店」は京都で織られる御召の織り元のアンテナショップです。もとお茶屋だったという、江戸時代末期の建物は、おくどさん(台所)があったり、坪庭があったりと、京都の往時の雰囲気を感じることができます。日本家屋のやわらかな光の中で、きものや小物を選べます。

弓月女将が提案する
20万円から始めるきもの


まだきものを持っていない人のために、初めてのきものを仕立て代込みで20万円から手に入れられるセットを作りました。掲載されたもの以外にも、電話で予約をすれば、バリエーション豊富な中から選べます。長襦袢や肌着などから新たに揃える場合は、弓月のスタッフに相談してください。

縞に切子文様を染めた御召に石目織りに相良刺繡の帯





赤の縞が黒地から見え隠れする、織り技が光る反物に、更に切子文様を染めて、奥行きを出したきもの。石目織り地に欧州のアンティークレースからデザインした文様を、相良刺繡で描いた名古屋帯を合わせて。縞のきものをスタイリッシュに着こなして、颯爽と歩く姿は、京の町並みに調和して、町ゆく人の目を惹きつけます。きもの・帯・小物一式/すべて弓月京店※こちらのスターターセットは、3月25日~31日まで日本橋三越本店で開催されるイベントでも販売予定です。詳しくはこちら>>

御召紹鷗裂(じょうおうぎれ)に水玉文様染めきもの 浮き糸市松文様博多織帯で




江戸小紋の角通し文様を西陣織りの技で織り出した、着心地のよいお召に、水玉文様を上から染めたきもの。水玉文様の中から角通しが光の加減で見え隠れする、だまし絵のような深い味わいが着姿に表れます。帯は弓月が博多織の工房に注文して作ったもの。茶と深緑の市松に織り表面に鎧のように糸を浮かせた趣味性の高い帯です。きもの・帯・小物一式/すべて弓月京店

織り市松初衣(ういごろも)に小花更紗文様の織り名古屋帯


平織りと繻子(しゅす)織りを交互に織ることで、市松にデザインした御召です(右)。無
地感覚でさりげなく着られ、初めて手に入れるきものとしても失敗のない、一着あると便利なものです。大抵の帯を合わせることができ、帯によって出掛かける場も変わります。白地の小花更紗文様の帯で、気軽な街歩きのコーディネートで。きもの・帯・小物一式/すべて弓月京店
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