「誰もが簡単に作れるシンプルな料理を、プレゼンテーションやスタイリングの工夫により、誰もが素敵に再現できること」をコンセプトに、毎回センス溢れるおもてなしのアイディアを宮澤奈々さんにご提案いただいた当連載。
「食材も特別なものは極力使わずに、思い立ったときにすぐに作れることを心がけました」と話す宮澤さん。
宮澤奈々さんその言葉どおり、最終回では身近にある野菜が主役の「バーニャカウダ」のアイディアをご披露いただきました。
どれも野菜そのものの鮮やかな色を生かし、「ピンチョスのように串に刺した野菜は、豆苗の根の部分やスプラウトを盛りつけに取り入れてキッチンガーデンをイメージ。
菜園で野菜を摘むイメージでクリーミーなソースとともに〔バーニャカウダ・ガーデン〕「生だけでなくゆで野菜も交えると、彩りも味も変化がつきます。バーニャカウダソースはにんにくをみじん切りにし、アンチョビーとともに香りを出してクリームを入れるだけの簡単バージョン。生クリームの乳脂肪分は高いほうがおいしくできます」生春巻きは皮ごしに透ける野菜を、いかに愛らしく見せられるか意識して考えました。すべて難しいことは抜きです」と宮澤さん。
発想1つでテーブルを囲むかたがたの笑顔の花が咲き、幸せに満ちたひとときが生まれます。
また、家庭画報本誌でお目にかかれる日をお楽しみに......。