11月18日まで帝国劇場でミュージカル『レディ・ベス』に出演中。2018年4月~5月には、帝国劇場での初主演作となったミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』が再演に。今回の“会いたい人”は、端正なマスクと優れた歌声&身体能力で、近年ミュージカルで目覚ましい活躍を見せる歌手・俳優・声優の加藤和樹さん。2018年最初の舞台は、日本初演となるミュージカル『マタ・ハリ』。回替わりで全くタイプの異なる2役を演じる実力派に、注目です!
――2016年に韓国で世界初演され、大ヒットしたミュージカル『マタ・ハリ』。第一次世界大戦中にスパイ容疑で捕らえられた美貌のダンサーを題材にした本作品を、加藤さんは韓国でご覧になったそうですね。
「はい。僕が観たのは再演だったんですが、オク・ジュヒョンさんが演じるマタ・ハリが本当に素晴らしくて。圧巻の歌声で、言葉の力強さというか、説得力をすごく感じました。とてもドラマチックなフランク・ワイルドホーン作曲のナンバーに、自らが抱える秘密と恋心との間で揺れ動くマタ・ハリの内面や苦悩も表現されていて、感動しました」